ロードショー 1989年2月号より

 美しい女幽霊に恋した若者の冒険をSFXの見せ場たっぷりに描いたファンタスティック・ムービー「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の主演者二人、レスリー・チャンとジョーイ・ウォンがキャンペーンのため来日しました。(1988年の)12月10日の夜に着いて、13日には帰国というハード・スケジュールでしたが、その合間をぬってマイケル・ジャクソンのステージを観たりショッピングをしたりして楽しみ、明るい笑顔を振りまいてくれました。



刑事・時代劇・悪役・・・何にでもチャレンジさ!

アクション「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」。この快作を支えているのは、制作のツイ・ハークの映画的情熱、監督チン・シュウタンの演出力、SFXスタッフの技術力、そしてもちろん主演のご両人レスリー・チャンとジョーイ・ウォンの魅力だ!

妖怪に魂を操られた美女幽霊・小倩役のジョーイ。彼女と恋に落ち、魔界から救出しようとする若者寧采臣役のレスリー。二人揃って、本作のキャンペーンで来日した。

早速、急接近してクロスオーバー・インタビュー!

まずは『男たちの挽歌』でのカッコいい刑事役で、日本でも多くの女性ファンを獲得したレスリー・チャン。すでに歌手としては香港ナンバーワンの実力と人気。日本にも、東京国際音楽祭などで再三来日している。87年秋に僕が香港映画の取材に行ったとき『男たちの挽歌2』の撮影現場でレスリーとはあったことがあるが、大勢の記者団と一緒だったので単独では今回が初めて。結局このパート2は、未だ日本未公開(配給会社様、乞う公開!)。まずは改めて『男たちの挽歌2』のことから聞いてみた。

レスリー:「”1”と同じ刑事役で、今度は別の事件に関わるんです。ティ・ロンさんが演じた兄とは仲直りしたという設定で。そうそう、パート3も近日中に制作予定です。これはパート1の話を引き継いだ内容のようです。もちろん、僕も出るつもりですよ。」

現代刑事から、ガラリと役柄を変えて、今度はカツラ姿で時代劇の若者役。

レスリー:「時代劇の経験はテレビドラマなどで結構ありますし、一作ごとに違った役になりきっていますから」

違った役というと、他にどんな役のレスリーがあるのだろうか。

レスリー:「『男たちの挽歌』の刑事も、正義すぎて、相手を認めたり、許したりなかなか出来ない部分もある役ではあるんですけどね。『ルージュ』という映画では30年代のプレイボーイ役でした。今度、チョー・ユンファさんと共演する現代ギャング映画では、悪役に挑戦しますよ。それも本格的な、混じりっけなしの悪役(笑)の予定ですから、いずれ楽しみにいしていてください。」

さて、時代劇は日本では、スクリーンではポツリポツリとしかつくられなくなったが

レスリー:「香港でも、時代劇は4年くらい前まではあまり流行らなかったけど。この作品が大ヒットしてからブームになりましたし、後追い作もずいぶん作られました」


水の中のラブシーンは演じていて最高!

さて、映画の中身の具体的なところを各個攻撃してみよう。香港SFXはワイヤー・ワーク(吊りアクション)が物凄いが、本作のそれも、まさにファンタスティック!でもあんなにスゴイアクション、怖くないのだろうか。ワイヤーが切れたりとか。

レスリー:「僕はもうワイヤーの経験はありましたし、余裕で楽しんじゃいました。初体験のジョーイは少し驚いていたようですが。みなさん、危なそうとおっしゃいますが、安全ですよ。確かにワイヤーが切れたり、あっ、ありますね。そういうこと(笑)。僕はまだないもんで、つい。ワイヤーではなくてラストの爆発シーンデスタンとの方が危うく失明の事故がありましたけど」

ジョーイ:「なにしろ初めての経験でしたから。吊られるのも、飛ぶのも。ワイヤーはちょっと切れそうになったこともありましたね。怖くないと言ったら嘘になりますけど、結構勝ち気な性格ですし、運動神経は一応ありますし(高校時代、バスケット部キャプテン。なんせ173cm!)。アクション物への挑戦はまだまだこれからですけど、私、特殊なジャンルが好きですから。」

クライマックス、遂に本性を現した妖怪の巨大な舌が彼らを襲う。これがグロテスクで気持ち悪そう。どういう仕掛けかな?

レスリー:「あれはゴム製で、建築素材用の物だそうです。気持ち悪いと言うよりベタベタしてて、メイク直しに一苦労でした。操作は「ジョーズ」みたいに場面に合わせ何体か作り、電気仕掛けやワイヤーで動かしました」

さて、レスリー、ジョーイさんの美しいラブシーンもこの映画のハイライトのひとつ。どんな気持ちで演じたのだろうか。

レスリー:「別に照れくさいとか言うのはなかったですね。相手が美人だし(笑)、トクしたという気持ちかな。おまけに水の中のシーンはとっても綺麗だったでしょう。気分は最高に良かったなぁ」

ジョーイ:「レスリーさんとのラブシーンはほとんどNGなしに順調にいきました」

香港のゴースト物というとキョンシー映画のイメージだったが、本作はそれを覆す逸品中の逸品。ちょっと大人ムードの味もステキ。ぜひぜひ女の子にも推薦します。

「最近の香港映画で、一番ロマンティックで、ファンタスティックで、コミカルな部分もあるホラー物の代表作です。ぜひ見てください!」とレスリー・チャンも力説しておりましたよ。



by Xiang

先日のGWに帰省した実家で見つけたロードショーの
バックナンバー。ああーん。記事がまるで”小・中学生向き”
がういういしぃ。レスリーがまるきりアイドル的な扱いなのがういういしぃ。
ちなみにこの来日の時に宣伝のため「笑っていいとも!」にも出演。





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